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API 利用規約

利用規約

第1条(定義)

本規約において、以下の用語を次のように定める。
(1)「本規約」とは、本サイト(本条第4号で定義する)のサイトポリシー及び本利用規約をいう。
(2)「甲」とは、株式会社朝日新聞社をいう。
(3)「乙」とは、本規約に同意し、本サイトや、甲の承認を得て、甲が提供する本API(本条第5号で定義する)を利用する個人をいう。
(4)「本サイト」とは、甲が管理・運営する本API、及び本APIにかかる情報を提供または掲載するウェブサイトをいう。
(5)「本API」とは、甲が本サイトを通じて乙に提供するAPIすべてをいう。
(6)「入力データ」とは、乙が本APIに送信または入力等をした情報で、画像、映像、音声、文章などをいう。
(7)「解析データ」とは、乙が本APIに送信等した入力データを解析して得られた新たな情報で、入力データの分析データ等をいう。
(8)「出力データ」とは、入力データによって本APIから出力される情報で、画像、映像、音声、文章などをいう。

第2条(利用許諾)

甲は、乙が本規約に従って本APIを利用することを非独占的に許諾する。なお、甲及び乙は、本規約に明示的に定める以外に、乙に本APIに関していかなる権利も付与するものではないことを確認する。

第3条(知的財産権等)

  1. 本APIに関する知的財産権及びその他の権利は、すべて甲に帰属する。
  2. 入力データに著作物が含まれる場合、当該著作物にかかる著作権は、乙または当該著作物について権利を有する第三者に帰属する。乙は、第三者に権利が帰属する著作物を入力データ等に使用する場合、乙の費用と責任において当該第三者から使用許諾を得る等、一切の権利処理を行うものとする。
  3. 解析データ及び出力データ(以下、「出力データ等」とする)に関する知的財産権及びその他の権利は、すべて甲に帰属する。

第4条(提供目的)

本APIは、本APIの実用化の過程において、効果及び性能を検証・向上させることを目的として、試験的に乙に提供される。

第5条(許諾の条件)

甲が乙に本APIの利用を許諾する条件は、以下の通りとする。

(1)利用目的: 本APIの効果及び性能を検証・評価することに限り、第4条に規定される提供目的を超えないものとする。
(2)利用の範囲: 乙のみ
(3)利用方法: 本APIに入力データを送信または入力等をし、本APIより出力データを得て、評価する。

なお、乙は、甲が入力データまたは出力データを甲のサーバーに複製・保存し、今後甲が開発する機械学習やアルゴリズム等に利用、または解析データを得るために必要な処理または加工等を行うことを無償で全世界的に期限を定めず許諾するものとする。

第6条(利用登録とAPIの利用)

  1. 乙は、乙の名前、乙のメールアドレス、本APIを利用する目的及びその具体的な内容を、本規約に同意した上で本サイトの申し込みフォームから送信し、アカウントの登録を行う。甲はアカウントの登録を行った乙に対し、登録されたメールアドレスにAPIキー(以下、「APIキー」とする)を送信する。
  2. 乙は、乙のAPIキー及び入力データを、甲が本サイトで定める本APIの利用方法を記載した情報(以下、「API仕様書」とする)にのっとり本APIに送信し、本APIより返却される出力データを取得する。なお、甲は、乙の同意を得ることなく、随時API仕様書を変更することができるものとし、甲が別に定める場合を除き、変更後のAPI仕様書が適用されるものとする。

第7条(禁止事項)

乙は、本APIや出力データ等の利用にあたり、以下に定める行為をしてはならない。

(1)本API及び出力データ等を用いて甲または第三者の名誉を毀損し、あるいはプライバシーを侵害するなどの権利侵害を行うこと。
(2)乙以外の第三者に本API及び出力データ等を利用させること。
(3)APIキー及び出力データ等を第三者に提供すること。
(4)第三者の名前やメールアドレスなどで利用申込すること。
(5)営利を目的とする等、本規約で明示的に許諾された目的及び手段以外に本API及び出力データ等を利用すること。
(6)以下の内容を含むまたはその恐れのある情報を入力データとして送信または入力等をすること。

  1. 第三者の名称、メールアドレス、住所等個人を特定しうる情報を含むもの
  2. わいせつな表現またはヌード画像を含むもの
  3. ナンセンス、グロテスクな内容を含むもの
  4. 差別的表現を含むもの
  5. 第三者の知的財産権、肖像権、パブリシティー権等の権利(これらに限らない)を侵害するもの
  6. コンピューターウィルス、マルウエアなど、本APIを電磁的方式で攻撃するプログラム等
  7. 公序良俗に反するもの
  8. 法令に違反するもの
  9. その他甲が不適当と判断したもの

(7)甲のサーバーに侵入し、入力データ、解析データ、本APIや本サイトの情報を無断で改ざん、消去する等不正にアクセスすること。
(8)本APIや本サイトに有害なコンピュータ・プログラムなどを書き込みまたは送信すること。
(9)本APIや本サイトに対して逆アッセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等をすること。
(10)本APIや本サイトの運営を妨げること。
(11)法令、公序良俗に違反するまたはその恐れがある反社会的な行為を行うこと。

第8条(乙の責任)

  1. 乙は、本APIを使用する為に必要な通信機器やソフトウェア、通信回線等の全てを乙の責任と費用で準備し、操作、接続等をする。
  2. 乙は、本APIを第4条乃至第5条に示す目的の遂行のみに使用する。
  3. 乙は、APIキーが漏洩しないよう善良な管理者の注意義務をもって管理し、乙のコンピューター端末等に適切な対策を施すものとする。
  4. 乙または乙のAPIキーを利用した第三者が本規約に違反し甲または第三者に損害を与えた場合は、乙はこれを自らの行為として責任を負うものとする。
  5. 入力データにつき第三者から、知的財産権等の侵害である旨の異議申し立て(訴訟、警告等を含むが、これらに限らない)が甲になされた場合、乙は自己の費用と責任において甲を防御し、甲に生じた一切の損害(弁護士費用等を含むが、これに限らない)を賠償するものとする。
  6. 甲が必要と判断する場合、乙に対して、本API及び出力データ等の利用状況の開示を求めることができるものとし、乙はこれに応じなければならない。

第9条(対価)

本規約に基づく本APIの利用許諾の対価は発生しない。但し、本APIの商業的な利用を希望する場合は、事前に甲に申込み、甲の承諾を得るものとする。甲が承諾した場合、甲との間で別途書面による契約を要するものとする。

第10条(公表)

  1. 乙は、学術研究や本APIの評価の目的に限り、本APIを使用して得られた研究成果や知見を公表することができる。
  2. 乙は、公表にあたっては、本APIをもとにしていることを明記し、成果の公表の前にその概要を書面やメール等で甲に報告する。
  3. 乙は、論文発表の際も、本APIを利用した旨を明記し、提出先の学会、発表年月日とともに論文の別刷りまたはコピーを1部甲に提出するものとする。

第11条(免責)

本APIは、甲が信用するに足るとみなした資料及び各種アルゴリズムから作成されたものだが、甲はその出力データの完全性、正確性、有用性に関してはいかなる保証もするものではなく、本API及び出力データ等を利用することによって生じる一切の損害について、甲は賠償の責を負わない。

第12条(利用期間)

乙による本APIの利用可能期間は、甲が提供するAPI個別に定める提供期間と同じとする。

第13条(違反時の措置)

  1. 甲は、乙が次の各号の一つにでも該当した場合、乙に対して本APIの利用を差止めることができる。

    (1)本規約に違反した場合
    (2)法令に違反した場合
    (3)虚偽の申告等の不正を行った場合
    (4)信頼関係を破壊するような行為を行った場合
    (5)その他甲が不適当と認めた場合

  2. 前項の規定は甲から乙に対する損害賠償請求を妨げるものではない。
  3. 第1項に基づき、甲が乙に対して本APIの利用の差し止めを求めた場合、乙は乙が保有・開発している本APIを利用するプログラムの使用を停止するとともに、乙が管理する設備からAPIキー及び出力データ等の一切を消去するものとする。

第14条(利用の停止)

  1. 甲は、いつでも、自己の裁量において、乙への通知なく、一部または全ての乙に対して、以下のことができる。

    (1)本APIの一部または全ての提供を停止すること
    (2)アカウント登録削除や出力データ等の削除を求めること
    (3)アカウントの再登録を拒否すること

  2. 甲が乙に対して本API及び出力データ等の利用の中止を求めた場合は、乙は直ちに本API及び出力データ等の利用を停止する。
  3. 甲は乙による本API及び出力データ等の利用に一定の制約(本APIへのアクセス回数、アクセス時間の制限など)を設けることができる。

第15条(権利義務譲渡禁止)

乙は、甲の事前の書面による承諾を得ることなく、本規約上の地位、権利または義務の一切を、第三者に譲渡、承継、貸与、または質入れなどにより処分することはできない。

第16条 (個人情報等の保護及び法令遵守)

  1. 甲が取得した乙の個人情報や入力データは、別途定める甲の「個人情報について」に従って取り扱われる。
  2. 甲は、サーバー設備の故障その他のトラブル等に対処するため、乙の個人情報や入力データを他のサーバーに複写することがある。

第17条(残存効)

本規約第3条、第8条第4項及び第5項、第10条、第11条、第13条第2項及び第3項、第15条乃至第20条は、利用期間終了後も有効に存続する。

第18条(損害賠償)

乙は、本規約に関し、自らの責に帰すべき事由により甲または第三者に何らかの損害を与えた場合には、その損害を賠償する責を負う。

第19条(準拠法)

本規約に関する準拠法は、日本法とする。

第20条(管轄裁判所)

本規約に関する一切の訴訟については、東京地方裁判所または東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

第21条(協議)

本規約に定めのない事項または本規約に疑義が生じた場合は、甲乙は誠意をもって協議し、円満な解決に努めるものとする。

第22条(本規約の効力)

本規約は、本APIの利用に関する一切について適用される。なお、本規約は随時変更されることがあるが、変更後の規約は特別に定める場合を除き、本サイト上で表示された時点から効力を生じるものとする。

附則

本規約:2019年3月12日実施